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「橋本市議が辞表提出=政活費架空請求疑惑で-神戸市」だそうです。

 

政務活動費(政活費)を架空請求していた疑惑を受け、神戸市議会自民党議員団の橋本健市議(37)が29日、議長に辞表を提出した。議会事務局に郵送された。辞職の理由は「一身上の都合」としており、同日付で許可される見通し。
橋本氏は週刊誌で、自民党の今井絵理子参院議員との交際に加え、印刷業者に市政報告のチラシを架空発注し政活費を不正受給したと報じられた。橋本氏はチラシを8回発注し、政活費計約700万円を業者が発行した領収書で受け取ったと説明、架空発注を否定した。しかし、業者が「実際には仕事をせず、領収書だけ発行してほしいと頼まれた」と主張。口裏合わせを求めるようなメールを送られたことも明らかにした。
橋本氏は28日、議員団の安達和彦団長に電話で「これ以上議会の混乱を招き、市民に迷惑を掛けるべきではないと熟慮を重ねた結果、辞職したい」と伝えた。市議団は事実関係を調査する方針。

 

「市議団を通じて 29日にも辞職願を提出へ」だそうです。

 

 神戸市議会自民党市議団の橋本健市議(37)が政務活動費で印刷などをしたとする市政報告が架空発注だったとされる疑惑で、橋本市議は28日、「熟慮を重ねた結果、自ら議員の職を辞したいと考えるに至った」とのコメントを市議団を通じて発表した。29日にも辞職願を提出する見通し。

 コメントで橋本市議は、「印刷費についても返金させていただく所存です」として政活費の返還に言及。架空発注だったかどうかについては触れず、「いずれ皆様の前に出てしっかりと説明責任を果たしたい」とした。

 疑惑を巡り、橋本市議は23日の記者会見で、市政報告の印刷代を政活費で支払ったとする領収書の宛先として記載された神戸市内の印刷業者に、2010~14年度の5年間で製作費計約720万円分を発注したと主張。この業者がデザインを担当し、印刷は兵庫県宍粟市にある知人の印刷業者を指定し、代金は橋本市議がそれぞれに払ったと説明した。

 しかし、神戸の業者は25日、「実際には印刷せず領収書を発行した」とのコメントを発表し、代金も受け取っていないと反論。さらに、26日には橋本市議から取材への口裏合わせを指示されたと明らかにした。一方で、宍粟市の印刷業者は28日、毎日新聞の取材に「実際に市政報告を印刷して、橋本市議の事務所に納品したことに間違いない」と話した。

 今回の疑惑について、市民オンブズマン兵庫の森池豊武代表は28日、詐欺の疑いがあるとして橋本市議らを9月初めに神戸地検に刑事告発する意向を明らかにした。神戸市議会では2015年、「自民党神戸」(解散)で政活費の不正流用が問題化し、3市議(いずれも辞職)が今年7月に詐欺罪で在宅起訴されており、森池代表は「またこういうことが起き、看過できない」と話した。

 橋本市議は2007年に初当選し、3期目。橋本市議の政活費使用を巡っては、昨年6月の参院選公示直前に、自民党の比例代表で立候補した今井絵理子参院議員との対談を掲載した市政報告を配布していたことが判明し、自民党市議団が「税金で選挙応援をしたと取られかねない」として印刷費など約30万円を返還している。【栗田亨、井上元宏、目野創】

(引用:毎日新聞(https://mainichi.jp/articles/20170828/k00/00e/040/226000c))