ヨーダばぁばぁ(だったかなぁ…)店を後にした我々は、次なる目的地へと向かう。
ヨーダばぁばぁの店、何でもホテルでもらえる観光マップに書いてあるとかで、癒着が疑われる。
そんな我々一行だったが、突然、雨が強くなってきたので、目的地前にあるビーチの茶屋みたいな所で雨宿りをすることになった。
目の前の海では、地元の子供たちだろうか?大雨の中、バナナボートやら何やらで、元気よく遊んでした。
そんな子供たちを横目で見ながら、我々はかき氷を注文することにした。
しかし、お店をやっているじぃちゃん、ばぁちゃん、注文を一切覚えない!
待てど暮らせど、かき氷ができてくる気配がない。
仕方がないので、1つ積んでは親のため…ではなくて、1つできては次の注文を繰り返すことに…
ようやく全員分が出来上がるころには、最初にできていたかき氷は見事に溶けていた(爆)
かき氷を食べ終え、少しすると雨も若干ではあるが、小降りになっており、我々一行は、再び出動する事にした。
しかし、世の中そんなに甘くない。
直ぐに大雨が降りだす。
その大雨の中を走り続けると、百合ヶ浜の文字が書かれた看板が見えた。
どこか一休みできるとこがないかと探したが、何もないどころか、遊覧船受付所まで閉まっており、絶望的な状況だ。
我々は協議の末、島1周を諦め、宿へと戻ることにした。
今まで通ってきた道には、人が生活をしている様子があまりなかったのだが、島の中心部へ行くとスーパーあり、郵便局あり、銀行ありと一応の賑わいを見せていた。
が、我々はそんな景色をゆっくりと眺めている様子はなく、足早に宿へと向かう。
途中、雨脚が更に激しくなり原チャリ2人は大変なことに…
上着は雨に濡れ肌に張り付き、雨の感触を直接肌で感じる。
原チャリのスピードと相まって雨粒が痛い。
上着を伝ってついに、ズボン(海パンでしたが)まで濡れ始めた。
体温を維持しようと小刻みに体が震え、視界は3m先くらいが霞んでいる。
道路脇には大きな水の流れができており、原チャリで通過するにはつらい状況と、もう安全に運転して下さいというのが無理な状態となるなか、何とか宿へと到着するのであった。
ホテルに帰り知ったのだが、どうもこの雨、50年に1度の大雨なんだとか…
しかし我々一行の悲劇は、これでは終わらなかった。
明日の最終日、さらなる不幸が我々を待っていた。